耳内部の炎症
耳の閉塞感を感じるケース、というと病気ということではなく日常的によくあるのが、プールやシャワー、お風呂に入った時に耳に水が入って、聞こえが悪くなるような場合です。その際は詰まった感じを耳の内部に感じることを、耳の閉塞感として認識します。 しかし耳の内部の管や器官が炎症を起こすと、痛みを強く感じたり、熱感を持ち、前述の外から何かが入って詰まり、これ以上は何も入ってこれなくなる、感じではなく、内部で膨張し空間が埋まることにより、外からは何も入ってこれなくなるという詰まった感じになります。 いずれにしろ、音も何も耳の穴から入ってこられなくなる、閉じられた感覚であることに違いはありませんが、後者はすぐに病院へ行かなければ、大変なことになりますし、前者もその状態が長く続くと後者へ移行する場合が多い為、やはりその日のうちに水が出なければ、耳鼻科を受診することをお勧めします。 耳が詰まった感じになると、一時的な状態であれ、何らか病気の症状の一部であれ、不快さやめまいを覚えることが珍しくありません。それは実に当然のことで、耳の中には体のバランスを取る役割を果たす器官がありますが、それがきちんと機能していないような不安感を持ったり、実際にそのような状態になっていることがあるからです。 貧血やめまいの経験がない方、或いは少ない方はその感覚に危機感を覚えないことがありますが、自力で立位を保持できないことは、容易に事故に巻き込まれてしまい、大変危険です。耳に異常を感じたらすぐに耳鼻科へ行くことをお勧めします。
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