脳腫瘍
突発性難聴とは、ある日突然耳の聞こえが悪くなる病気であります。中耳炎のようなものではなく、内耳つまり耳の神経の機能が急激に低下することによって起こるもので、内耳の血液循環障害やウィルス感染などが想定されていますが、いまだ原因が特定されていない難聴であります。 症状は難聴の他に人によって耳が詰まった感じや耳鳴りを1番に訴える場合があります。発症は確実に自覚できるほど即時的であり、そして多くの患者がそれ以前に耳の病気を経験したことのない健康体であるため、発症時は難聴であると気付かずに耳が塞がれている感じや耳に水が入ったような感じであると訴え、勘違いや誤診により治療が遅れるケースが多くなっています。 発症原因が分かっている難聴として脳腫瘍による難聴、外リンパ瘻、外傷性難聴、内耳梅毒、薬剤性難聴、耳管狭搾症などがあります。突発性難聴の診断で怖いのは、診断の結果が突発性難聴であってもまれにその原因が、脳腫瘍が原因であり同じような症状が出ることであります。 治療を開始した患者が、治りが良くなく通院先を変えたところ違う病名を言われたケースもあります。突発性難聴と脳腫瘍を間違えないようにするには脳外科による診断及びCT及びMRIの検査も進めます。
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